「こうやってつくるんですね〜。」
クライアントのところへ
企画のプレゼンに行くと、
「作り方」の部分で驚かれることが、
ごく、稀にあります。
もちろん、
広告担当者としてのスキルを
積んでいる方は別。
ただ、そうじゃない方にとっては、
制作者の側では
あたりまえのことも、
新鮮なことがけっこう多いのです。
当然のこととして、
アウトプットとして見えているものが
いちばん大事なわけですが、
そこにたどり着けたのは「過程」があってこそ。
広告づくりはクライアントとの二人三脚。
過程を知ってもらっていることは、
きっと、今後、さらなる斬新な広告づくりのための
大きな鍵にもなる。
実際、長いお付き合いをしているクライアントには、
そんな関係が生まれつつあるところもあります。
結局、広告のヒントは
(ターゲットを含む)クライアントの中にしか
ないのですから。
●ほんの少しだけモノづくりの過程が見える展示が、
今度、ふくい産業支援センターにて開催されます。
もし、お時間がありましたら、ぜひ足をお運び下さい。
県内の元気な企業がこぞって出ているイベントです。
ふくい元気企業フェア2008 9月4日(木)、5日(金)
http://www.fisc.jp/genki/2008/
今朝、コンビニへ行った際のこと。
一人の少年が、
いったん駐車場に停めた自分の自転車を、
店の軒下あたりに移動させていた。
ピークの通勤時間はもう過ぎているけれど、
「もしクルマが来たら、邪魔になる」と考えたのだろう。
別にこれといって、
目新しいことではないのだけれど、
これって、想像力だなと思った。
想像力、というと、なぜか
特別な、社会を動かすチカラのような印象がある。
でも、決して、楽しい、すごい、面白いアイデアだけが、
想像力ではない。
想像力は、いつも生活の中で使われている。
「ぬれた傘をそのまま満員電車に持ち込んだら、
中の人に迷惑がかかるだろうな。」
「ゴミを分別せずに捨てたら、
ゴミ収集の人が困るだろうな。」
「早く帰らないと、
親が心配するだろうな。」
どれもこれも想像力。
つまり、想像力とは、
誰かの視点に立って思いやるチカラなんだと思う。
「社会を動かす」という点では、
あたっているかもしれないけれど。
「生き様」というと、言葉そのものから
「勢い」や「凄まじさ」みたいなものを感じてしまって、
ついつい本来の意味を見失いそうになります。
正しくは、「生き方を示した具体的な生活態度」。
なんで突然、この言葉の話をし出したかというと、
広告づくりって、まさに「生き様」の表現だと思ったから。
広告づくりが、共感。の獲得を目指す技術である限り、
自分自身が身をもって体験して、
感じたり思ったりしたことが、何よりの頼りになる。
どんなにちっぽけでも、
どんなに薄っぺらくても
自分の生きてきた量や距離がいちばんの武器になる。
そう考えると、
自分の生き様をしっかり確認して生きることは
とっても大事なことだとわかります。
ちっぽけな生き様に存在する思いや気持ちは、
ちっぽけな生き様(と思っている)の人にしか伝えられないのですから。
大事なのは、
自分を思うこと。
自分を考えること。