ちょっと前にここで、
「広告づくりには、
そのサービスや商品を実際に体験することが
大きな意味を持つ」
と書いたことがあります。
どうしても体験できないことは、
取材をして疑似体験しなければいけない、
とも書きました。
でも、最近、ある本を読んで
別のことにも
気付かされたんです。
それは、
「自分の心はどんどん変わっていくから、
その時の自分の気持ちを
覚えておくべき」
ということ。
過去の自分については、
「体験したこと」だから大丈夫。
というわけではないんですよね。
たとえば、
社会にでていなかった
学生の頃の心情は、
今とはまったくちがう。
あの時代の自分の気持ちを、
今もなんとなくは覚えているけれど、
もちろん細かくは覚えていない。
疲れたサラリーマンが歩いてる姿に、何を感じたか。
塾へ急ぐ子どもたちに、何を思ったか。
デジタル化の進む日常に、何を考えたか。
何気なく過ごしていると、
昔の自分の繊細に揺れ動いた気持ちは、
いつのまにか消えてしまうんです。
未体験のことは、
体験することを心がけるとともに、
今の自分の気持ちも
忘れずにいなければ、と思っています。














