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本音のない関係。

最近、
高校野球の取材に行くと、
よく、思うことがあります。

とても、礼儀正しく、
インタビューにも、
しっかりと応えてくれる。

だけれども、
高校生だからこそ持っていても良い、
高校生だけの権限みたいな
「はみ出した元気」を感じられない。

僕らのインタビューに対して
当たり前のように
「真っ当な」返事を投げ返してくる。

世の中に情報が溢れているおかげで(せいで)
本来なら、悩んで、間違って、時間をかけて
見つけだすはずの答えに、
歳を重ねずにたどりつける。

いわゆる、
本音を言わなくても、
いろんな状況が切り抜けられるように、
なってしまっている。

本音のない関係。

これが、いずれ大人対子どもではなく、
子ども対子どもになっていったらどうなるんだろうと思うと、
ときどき、少し、怖くなります。