仕事をし始めたばかりの頃というのは、基本的に何も出来ません。なので、指示された仕事をとにかく「なんでもやる」という時期は誰にでもあるのではないかと思います。ところが、仕事を続けていると、出来ることがある程度の幅まで広がっている事に気づきます。
当然「ある程度出来る状態」といってもまだまだ出来ない幅というのは果てしなくあるものなのですが、「何も出来ない状態」から「ある程度出来る状態」になるためには「なんでもやる」という方法で進むことが出来たとしても、「ある程度出来る状態」から「もっと出来る状態」になるためには同じ方法論では通用しないのではないかと思います。
「ある程度出来る状態」から「もっと出来る状態」になるためには、「なんでもやらない」という方法でしか進めないのではないかと思います。全てを受けていては新しいことをやる時間がなくなってしまいますし、それを「がんばる」という謎の気合いでこなしても、長続きはしません。
では、「なにをやらないのか」をどう決めるのかといえば、おっさんは「他の誰かが出来ることはやらない」という判断をしています。逆に、やらない事によって生まれた時間で「なにをやるのか」をどう決めるのかといえば、「市場から求められていることで、競合がしていないことや出来ないことをする」という判断をしています。とはいえ、あまりエッジが立ちすぎると継続性や汎用性がなくなるので、そうならない範囲で。
著者撮影(本を読んでいる途中で寝てしまったトビー)

(城東のおっさん)














