企画の方向性を探る際に、
よく使われるコトバ「切り口」。
「切り口はいいんだけどねぇ〜」
みたいな感じで話してるのを
聞いたことがあると思います。
最近思うのは、
この「切り口」って
「途中」だということ。
この世に生きている人は、
常に人生の途中にいます。
さらに細かく言えば、
何かをしている途中にいます。
「今晩のおかずを何にしようか迷っている途中」
「彼氏と別れて、恋って何だろうって思っている途中」
「犬を飼っていたんだけど、逃げちゃって探してる途中」
「この仕事はじめて、8年か。
いまだに自分に向いてるかどうかわからないって悩んでる途中」
「結婚してから、子供ができて、
いつの間にか夫とは空気みたいな関係になっちゃって、
なんだか寂しいような、これでもいいような不思議な気持ちを
抱いてしまってからすでに7年たっているけど
普通に暮らしている途中」
ピンポイントだったり、広幅だったり、
例を挙げ出したらそれこそ星の数ほどある途中で、
私たちは暮らしてます。
でも、広告の企画などで表れる「切り口」は、
なぜか同じような「切り口」ばかり。
(自戒の意も込めて)
実はこんなに切り口は、あるんですよね。
しかも時代が移ろう度に、どんどん変化していく。
そんなふうに思うと、
いまだ見つけられていない、新しい切り口は、
無限にあるんだって思えます。
というわけで、
ときどき現れる、
「もー何も思いつかないよー」っていう自分に、
さよならしている途中です。今。