休みの日はほぼ一日庭で過ごすことが多いです。
といっても、優雅にお茶飲んでって訳ではなく
スコップで重い粘土質の土掘り返したり
ごろごろ出てくる石(岩っぽいモノもある)運んだり
草むしりしたり、虫と格闘したり。
つまり土と汗にまみれた肉体労働です。
これが普段パソコンの前で一日中座ってる僕にとって
最高に楽しい時間になるのです。
でも庭仕事も普段の仕事(デザイン)も
筋肉を使うということ以外、やっていることは結構似ています。
庭の場合、頭の中や紙面で整えたイメージを
お天道さんの下でスコップを持って
等身大で植物をレイアウトしていきます。
仮植えし、いろんな角度から美しく見える向きや間隔、
ホワイトスペースなどをチェックしながら
庭中をうろうろと動き回るの繰り返し。
まるで自分が小さくなってモニターの中で
直接文字やや画像を触っているかのよう。
当然マウスでドラッグや、Command+Zは使えませんが、
この体全体を使っての1:1(等身大)のデザイン作業が
楽しいってことなんだと思います。
他に似ているところと言えば、時間軸を頭に置くということ。
デザイナーは自分の手を離れたあと、
どうなっていくかを想定しながら作業しなくてはいけません。
ポスターは貼る場所によってすぐに色あせるし、
冊子は人の手に渡れば汚れるし折れます。
ロゴやマークは奇をてらうとすぐに飽きられます。
そこを考えないと、いくらミリ単位の調整で仕上げても
ただの自己満足になってしまいます。
庭いじりで言うならば
最初に美しく配置したつもりでも
なかなか思ったとおりに育ってくれないのが植物の常。
葉っぱが虫に食われたり
思わぬ方向に枝が伸びたりします。
なのでその植物がどんな動きをしても
対応できる大らかなレイアウトをすると
自然と良い感じの空間になる気がします。
ま、いろいろだらだら書きましたが
一番の共通点は
どちらも終わったあとのビールはうまい
ということです。
野良仕事焼けデザイナーの戯言でした。
(でむ)





















