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減築

この前見ていたニュース番組で、「減築」という言葉を知りました。家を広げる「増築」の反対で、床面積や部屋数を減らす「減築」。高齢で子ども達が独立した老夫婦などが、自分たち二人の暮らしに合わせて部屋数を少なくすることで、掃除やメンテナンスなどの手間を減らすことだそうです。

ニュース番組ではそういった住宅での減築に加えて、公園・道路・橋等の公共施設についても、日本全体の人口減で使用頻度が減っていくけれども、大量に保有したままだと維持管理費用が莫大にかかるので、予算の関係でメンテナンスがおろそかになり事故が起こるのを防ぐためにも、減築の必要性が出てきているというような話でした。

個人的にも、減築ではないですが、正月に部屋の掃除をして持っている本・CD・DVD・ゲームソフトなど全て、計800点ぐらいをリサイクルショップで処分しました。よくもまぁこれだけ買って読み聴き観て遊んだものだと思いますが、物量としても相当なもので、大きめの段ボール12箱分。それだけの量が減ったので、部屋の中はスッキリ、というか今までそれしか置いていなかったので、部屋の中がスッカラカンになりました。

空間が空く、というメリットももちろん大きかったのですが、それらを把握・管理・掃除しなくていいという心のスッキリ感の方が大きかったように思います。もしまた必要になったら再度買えばいいし、実際の所また必要になるものなんてほとんど無かったりするもの。そして、その中でも捨てなかった本が2冊だけあり、本当に残しておきたいものってこれだったんだなと、自分が何を大切にしているのかという事を、改めて知ることが出来ました。

自分の車ではないんですけど、最近時々プリウスを運転するようになりました。基本的に車は単なる移動手段で、まともに走ればいいから車にお金を使うんだったら新しいパソコン買いたい!という考えなので、今自分が乗っているのも9年ぐらい前に買ったヴィッツ。特に不満も無く過ごしてきました。

そんなんだったのですが、プリウスを運転してみたら、はじめて車っておもしろいな、と思ったのです。たぶん気に入ってしまったのはハイブリッドだからで、これまでの「動力で動く機械」という感じがしなくて、「ソフトウェアの集合体が動いてる」感がするのが、ツボにはまったのではないかと。

キーを回してブルンと音がするのではなく、パワースイッチを押したらウィーンという感じで立ち上がる。モニターも現在の燃費やエンジンとモーターの稼働状況がリアルタイムで表示されたり、加速の感じも「ぬるっと」というか「シームレスに」というか、そんな感じで動きます。

走り屋の人とかにはそういうのは邪道でガソリンエンジンがいいんでしょうし、今の車はどれもそんな感じなのかもしれず僕がただ車事情に疎いので新鮮に感じているだけなのかもしれませんが、iPadやiPhoneのような、パソコンというかソフトウェアを動かした結果によって車が動いている感、みたいなのがして、そのあたりにはまってしまったのでした。

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花火

赤い花火

福井花火の日は出張で見られなかったので、勝山の花火を見に行きました。そんなにバンバン打ち上げるわけではないので派手さはないのですが、そのぶんひとつひとつの花火をじっくり見ている自分がいました。

同じウェブページを通常のブラウザとReadabilityで表示した場合の比較。
左:通常の見え方 右:Readabilityでの見え方

ネットといえばパソコンだったのは疾うの昔。ケータイ(=ガラケー=フィーチャーフォン)、スマートフォン、タブレットなど、ウェブを見る事が出来るデバイスは多様化しつつ、どんどん身近になってきました。と同時に、ケータイサイト、スマートフォンサイトなど、それぞれのデバイス事に設計・表現されたサイトというのも増えてきました。同じサイトであっても、まったく違う「見え方」という事が多々あります。

さらに同じPC向けサイトでも、デバイス毎最適化の一環として「Readability」という機能があります。「Readability」というのは、今見ているページから文章以外のナビゲーション・広告・装飾画像などを取り除き、テキスト本文だけを読みやすく表示してくれる機能です。iPhoneやタブレットなど非PCデバイスでPCサイトを見ると、ページが縮小して表示されるので見にくいため、徐々にですが使われ始めています。次期Mac OS XのブラウザSafariにも搭載される機能で、実際に使ってみると分かるのですが、とても読みやすくなります。

でも、サイトを提供している側から見れば、意図した見え方とぜんぜん異なる事になります。サイトを制作したデザイナーにとってみても、自分がデザインしたページのデザインや調整したテキストなど、全く無視されてしまっている事になります。もっといえば、ソーシャルネットワークを経由して友達から教えてもらった場合などは、直接中のページにリンクが張られるので、凝りに凝った(?)トップページなんか、素通りです。

でも、これはウェブの正当な進化とも言えます。特定の場所やデバイスに捕らわれず、構造と表現を分離し、パーマリンクで全てのページにユニークなアドレスがあるウェブの世界の、ある意味ではもっとも王道な使われ方ともいえます。さて、こんなウェブの世界の中で、企業は何を提供し、デザイナーは何をデザインしているのでしょうか(続く...かも)。

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iPad 2

iPad 2

iPad 2を買いました。既にMacBook Pro、MacBook Air、iPhone 4、VAIO Xとたくさんデジタルデバイスを持っていたので、なんでまた同じようなのを買うのかと言われたりもしましたが、いろいろと理由を付けて買ってしまいました。もうすぐ使い始めてひと月くらいになりますが、これまで買ったどのデバイスともいい意味で違っていて、今では一番触れている時間が長いデバイスになりました。

「iPhoneと何が違うの」と言われることが多く、画面の大きさの違いの影響ももちろんあるんですが、iPhoneはひとりでつかうもの、iPadはみんなでつかえる(つかいやすい)もの、という点が一番大きいように思います。オセロみたいなボードゲームをいっしょに遊んだり、打ち合わせで写真や資料を一緒に見たり、そういうときに一番違いを分かってもらえます。

写真に写っているのは、最近スタートした朝日新聞の電子版「朝日新聞デジタル」のアプリ。本来は月極の有料なんですが、7月末までは無料なので試してみたところ、すっかり暮らしの中に入り込んでしまいました。まだまだアプリのインターフェースは試行錯誤の余地があるように思うので、今後の期待も込めてですが、有料になっても使い続けそうな予感。

iPadが入ってきて、たしかにパソコンを使う時間は減ったけれど、使わなくなったというよりも、位置づけ・使いみちが変わったという感じがします。PCでやったほうが便利なこともあるし、iPadでやったほうが便利、iPhoneでやったほうが便利、という事ももちろんあります。iPadがPCを駆逐するというよりも、PC以外の選択肢が増えたというのが、いちばん適当な印象。

自分が何者であって何が出来て、どういうことをやってきて、どういうことをやろうとしているのかを知ってもらうことを、丁寧にやっていこうとここ最近考え取り組んでいます。それは過大なアピールをするわけではなく、適切に、実存のままに。

僕らのような仕事は、クライアントへの提案や、クライアントからの依頼によって始まります。でもその時点では、お互いがお互いのことを、よく知りません。相手が何が得意で、何を考えていて、どこに行こうとしているのか。それが分かるのはプロジェクトも終盤、というのはよくある事。

自分たちをあらかじめ知ってもらうことで、僕らにとっては自分たちの得意な経験やスキルを生かせる事に携わらせてもらえますし、クライアントにとっても不得意なところに依頼するよりも得意なところに依頼した方が、お互いにとって幸せなのではないかと。

そうやって自分たちが得意なことを知ってもらう課程の中で、必然的に自分たちの不得意なところも浮かび上がってきます。そうやって浮かび上がってきた不得意なものの中から、ニーズや将来性を考えて先のために学ぶことを選択する。ただひたすらそのことの繰り返し。

以前おっさんが代表をさせてもらっていたWCAF(Web Creators Association Fukui)。サーフボードの佐々木さんと東さんに代表を引き継ぎまして、10月にVol.4が開催されます。今回のテーマはProgressionとjQueryという実装面のお話です。おっさんも参加しようと思います。興味のある方は、ぜひー。

詳細、参加申し込みは、WCAFのサイトからどうぞー。

(城東のおっさん)

土曜日に金沢で開催されたCSS Nite in ISHIKAWA Vol.2に、知り合いのデザイナーさんと一緒に参加してきました。福井の人も結構来ていたり、おっさんが以前福井のCSS Niteでセッションをした時に石川から来てくれた方がいたりして、いいのか悪いのかあんまり石川感がせず、のんびりモードで参加しました。

プロデュース、ディレクション、デザイン、マークアップとウェブサイト構築のフローに沿った形で4人の方が講演をしたのですが、ウェブディレクター&インフォメーションアーキテクトのおっさんとして勉強になったのは、やはりディレクションと、デザインのセッションのふたつ。

講演されたウェブディレクターの方の会社がシステム開発もされているということもあり、工程管理をかなりきっちりされていました。僕自身は、毎日進捗を確認されることがスタッフの時に苦手だったので、あまり工程は細かく管理せず、その代わり最初のチーム編成で信頼できる人にお願いするようにしているので、王道の手法、勉強になりました。

デザインのセッションでは、ディレクターのほうが参考になるのではと思いました。どのクライアントにも当てはまる課題や特徴ではなく、そのクライアント固有の課題や特徴をクライアントと一緒に探ること。「ねばり」と「ひねり」がキーワードなのかなと感じました。セッションを聞いている中で、セッションとは直接関係のないことまで色々アイデアが浮かんだので、また福井でそれを形にしていく日々です。

(城東のおっさん)

ビジネス、プライベート問わずいろんな方とお話をしていて、最近なんとなく感じていた感覚のズレがちょっとだけ明確になりました。それは、「成功」というものの定義がかなり変わってきているのではないかということ。前から言われていることかもしれませんが、実感として理解できました。

草食系男子、みたいな言葉もその象徴かもしれません。大きくなること、たくさん所有すること、右肩上がりの成長を続けること、などなど、それが是であった時代があったのだろうとは思います。ただある程度成熟した今の社会の中では、それを追い求めてきた企業ほど苦境になっている所を見ると、今の時代に即したものではないのかなと思います。

今を、過去に比べて不景気・不況であるとします。そして今後その状態が改善するとします。でもそれは、過去のようないい時代に「もどる」のではなく、新しい社会に「かわる」事なのではないかと思います。それを望むと言うよりも、たぶんもう戻れないのではないでしょうか。少なくとも50年程度のスパンで見た場合。

昔の景気のよかった時代を経験している人から見れば、今の時代はとても不幸というか、めんどくさい時代なのかもしれません。その再来を求めたり、回顧したり、その感覚がどうしても抜けないこともあるのかもしれません。でもおっさん自身は、今の時代が自分の時代であるし、そんなに不幸な時代とも思えないので、今の時代の中できちんとした仕事をしていきたいなと思っています。

(城東のおっさん)

おっさんが代表をさせてもらっているWCAF(ウェブ・クリエーターズ・アソシエーション・福井)。Vol.1、Vol.2と単体でのイベントを開催した後は、去年11月のCSS Nite、今年1月のWeb・IT技術者大交流会と他のイベントに乗っからせてもらって活動していたのですが、久しぶりに単体でのイベントを開催します。


今回は、デザイナーとエンジニア、二つの視点でのセッションを行います。デザイナー側は、グラフィックからウェブまで手がけるヒュージの中村さん。エンジニア側はRIAの分野を追いかけている伊藤さんです。


詳細は、下記のような感じです。


◎WCAF Seminar Vol.3のご案内

日時:2010年3月20日(土) 13:30開始(13:00〜受付)〜17:00終了(交流会込)
場所:AOSSA 607研修室
内容:
・ごあいさつ(5分)

【セッション1】
・『コミュニケーションの視点から考える
Graphic designerのweb design』(45分)
Graphic designとWeb designを行き来しながら日々仕事で考えている事。コミュニケーションの視点から考える双方媒体の得手不得手や、現場から見る違い、クライアントに関わる時に必要なデザインという考え方を1つの案件を追いながらお話しします。

スピーカー:中村 文信(株式會社 ヒュージ)
中村文信
ブランド構築からコンサルティングまでデザインというフィールドで幅広く活動しているデザイン会社「株式會社ヒュージ」所属。良いデザインで世の中を良くするという考えの基にグラフィックデザインとウェブデザインを中心に手がけている。また実験サイトの設立など、個人としても精力的に活動中。

【セッション2】
・『ぎゅ〜っと濃縮、HTML5』(45分)

開発者の視点から、現在仕様策定中のWeb標準技術であるHTML5、JavaScript APIについて紹介します。新たに追加される要素群、アプリケーションプラットフォームとして重要な機能を担うGeolocation、Web Workers、Web Storage、Data Cache API…etcまで、デモを交えて解説します。HTML5を使うためのTipsも。

スピーカー:伊藤 祥 / shoito
伊藤祥
福井で働くソフトウェアエンジニア、Flex(Flash)を使ったWebアプリケーションやソフトウェア設計ツールの開発をしている。RIAの分野に興味津々、デザイン/開発スキルを兼ね備えた二刀流エンジニアを目指している。HTML5-FITという北陸のコミュニティを主催。

・交流会(60分)
交流会セミナーと同じ部屋で、
ノンアルコールでお菓子をつまみながら情報交換など。

参加費:500円(場所代とおかし代)

定 員:30名

申 込:申込フォームからお申し込み下さい。

興味のある方はご参加くださいませ。

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