前田博子展 「engagen エンゲージ エン」 プロモーション

「衣服を畳むことは『いつか着るよ』という小さな約束。広げる・着る・畳むの繰り返しが、衣服の持つ記憶を追記していく。そして、他の誰かが着終えた服を着るということは、想いを纏う行為である」。仁愛女子短期大学准教授 前田博子氏の展覧会「engagen」は、過去に誰かが着ていた衣服を用いて新たな衣服を創り出すプロジェクト。タイトルに込められているのは、「縁」が「縁」をつなぎ、いくつもの小さな約束が交わされる「園」となるように、という想いです。弊社は、展覧会のコンセプトを反映させたDMを用意し、集客をサポート。また、展覧会の様子を撮影したプロモーションビデオを制作しました。DMは、畳んだ衣服を広げる所作を取り入れ、B3クロス折りに。表面では「園」を表現し、ポスターにもなるようにしました。「engagen」の文字に、前田氏自身の「縁」にまつわるエピソードや、作品に関する出来事のイラストを散りばめ、それが繰り返して展開されるように描きました。プロモーションビデオでは、DMのイラストを使用したアニメーションにより、衣服と人の過ごす時間を表現。それぞれのツールを通じて会話が生まれ、縁が広がっていくようなデザインを心がけました。

DM

B3サイズ

プロモーションビデオ

◎企画
Shin-Qoo lab.
◎DM
Designer,Illustrator:Eri Matsuura
◎プロモーションビデオ
Director : Hiroshi Hasegawa
Cameraman:Hiroshi Hasegawa
Editor : Takayuki Onishi
MultiAudio : Hirokazu Watanabe(avic studio KANAZAWA)